無題

6月22日(水)

大槌町にボランティア活動に行ってきました。正確にはボランティアというよりも、学生の引率=仕事としての参加で、矢巾町社会福祉協議会様の橋渡しにより実現したものです。活動内容は大槌川の河川敷を菜の花畑にするという「菜の花プロジェクト」のお手伝いで、予定地の瓦礫の撤去や草刈りをしてきました。

読売新聞の記事へのリンク

大槌町社協 災害ボランティアセンター

ボランティア活動で、どこで何をやるのかはラウンドロビン方式で割り当てが来るので、仕事を選ぶことは出来ないわけですが、現地で説明を聞いて、「これは、今やらなければならない活動なのだろうか。」と、はじめは疑問に思ったりしました。

現場で、親方がボランティアの各団体に指示を出しています。親方は、若い学生連中に期待したのか、午後は我々を引き連れて渡河し、手つかずの向かい側の河川敷で新たな活動を命じました。その日はとても暑く(釜石で31℃オーバー)こまめに休憩を取る中で親方と会話をする機会があり、この方がプロジェクトの発起人・金山さんだということを知りました。

金山さんはユーモアもあり、何よりも熱い想いがありました。津波が襲ったその瞬間の生々しい話もあり、この方とお話しして今回の活動の意義を理解しました。

活動の最後には金山さんから学生らに温かい感謝の言葉をいただきライカ社のカメラ(年代不明だが、車が買えるほどの値段らしい)で記念写真を撮ってもらいました。この日は、強烈な風も吹きものすごい土ぼこりです。こんな中でフィルムの交換をして大丈夫でしたか、金山さん。

6月24日(金)

PTAの地区懇談会に、新田地区の一会員として参加しました。我が地区は、参加者が少なかった!!

懇談会の終わり間際に、参加した保護者から、4月7日の余震の際の学校の対応、成功裡に終わった修学旅行の行き先(仙台)の是非を問う発言がありました。私としては、どちらも問題ないと考えておりましたし、外からの聞こえる無責任な声に振り回されない常識的な学校の対応をむしろ好ましく思っていたので、この発言には驚きました。

この件のやりとりで時間が立っていったわけですが、あるお母さんが発言者の気持ちを尊重しつつ、学校の対応に感謝する意見(私も、たぶん多くの人も賛同)を述べたので、拍手が起こり、事態は収束に向かいました。私も発言したかったが、勇気がなくて心臓がバクバクしただけでした!!

6月25日(土)

2週間前に、息子とつかまえたザリガニは元気です。

新年度

さあ、今日から新年度です。

今日、新入社員としてスタートをした卒業生諸君の多くは、とても緊張したことでしょう。そんなつぶやきが沢山ありましたから。私もその緊張感を持って、今年度仕事にあたりたいものです。

一年前は、こんなことを言っていました。

>本業の方は、今年、明確な目標が3つあります。
>1つ目は、28勝すること。最悪でも、28勝122敗としたい。
>2つ目は、入賞すること。
>3つ目は、教材用のOSを作ること(無理かな~)。

>プライベートの方では、まず、資格を一つ取りましょう。
>Noと言わず、誰も引き受けない役回りも受けましょう。ただし、UNIONや消防団ではありません。
>息子と共に、スポーツに親しみましょう。
>産業考古学会に入会しましょう(笑)。

本業の一つ目の目標は、24勝でした。厳しい情勢を踏まえれば、自分で良くやったと思います。100%ではありませんが、絶対数で行けば職場No.1ですから(笑)。その自負も、地震で吹っ飛んでしまいましたが。

二つ目、三つ目の目標は達成できませんでした(笑)。振り返れば、一つ目の目標のために奔走した1年でした。大変だった。今年こそ!!

プライベートの方では、フォトマスター検定2級合格しました。今年は、準1級を目指すか。あと、PTA役員でもっと仕事が増えるかもしれません。息子が在学中しか出来ないことなので、他に誰もいなかったら頑張ります。

スポーツ面の目標は、やっぱり矢巾町ロードレース大会親子の部で10位入賞ですね。息子は3年生なのでラストチャンスです。わかりやすい目標です。

今年度の本業の目標がぼやけているので、シーズン開始の再来週までにしっかりと設定したいと思います。

初スキー

これまで息子にせがまれていましたが、旅行に行ったり、雪かきによる腰が痛かったりでなかなかスキーに連れて行くことが出来ませんでした。

やっと、土曜日に家族で八幡平リゾートスキー場へ。基本的に怖がりな娘は、あまりスキーが好きでもなく午前早々にリタイアしました。彼女の小さいころは、こうでしたから。

午後は息子と二人で全てのコースを滑りました。久しぶりのスキーに、やや慎重だった午前中の息子でしたが、午後は鼻歌を歌いながら私の後ろをぴったりとついてくる。曲は「言葉にできない(小田和正)」(爆)!!

なかなか楽しいひと時でした。

夕食づくり

息子と一緒に夕食をつくりました。お嫁ちゃんがお疲れモードだったことと、週末の宿題である「あのね(日記)」のネタがなかったことがきっかけです。メニューは、ラム肉を使った野菜炒めとキャベツのおひだし、大根と舞茸のみそ汁でした。

振り返り その2

いっしぃ「お父さんは...?」

おかみさん「あら、どうも。ありがとうございます。お久しぶりです。」

よかった。覚えていてくれた。

Excel VBA プログラミングのセミナー講師として、11月10日から12日まで宮古に出張でした。そして、久しぶりに「ろんろん亭」を訪れたのです。約10年ぶりです。

平成6年から8年まで宮古市に住んでいましたが、独身ということもあって、公舎の近くにあるこの食堂にたびたび訪れていました。このお店のご主人と話をするのが結構楽しくて、当時は趣味の話、人生の話などで盛り上がりました。バカな若造の話も、「そうだ〜がね〜。」とニコニコしながら聞いてくれる懐の深い方だったのです。

この日はご主人が店に出ていなかったので、何かあったのかなと、恐る恐る尋ねたのが冒頭の場面です。おかみさんが、奥に呼びに行ったのでしょうか、やがてご主人が出てきました。当時のニコニコとした笑顔で、まあ元気な様子でしたが、一度、病気になったということで、そのような雰囲気もありました。

話題は、当時話した内容の振り返りが中心でした。私の発言も克明に覚えていました。結婚してから、妻と娘を連れて行った時の様子も話題になって、行きつけの店をほとんど持たない私にとって貴重なお店であることに気がつきました。その後、「久慈ありす」とか、(登場が)早すぎた鉄道むすめの話題にもなって、やっぱりそうでしたか〜という思いを強くした、そんなひと時でした。

10年の間に娘さんたちも嫁ぎ、来年は息子さんも社会人としてスタートを切るということでした。お子さんたちを立派に育て上げたお店のご夫妻に、あやかりたいものです。