しばらく更新しない間に新年度になってしまいました。
卒業式での息子の立派な姿、震える手で祝辞を読み始める自分の姿(ビデオ)を娘に大笑いされたこと、師範免許を持つお嫁ちゃんが小学校6年目にして初めて息子を指導し(実質3日間)、書道展に入選したこと(さり気なく自慢)、PTA送別会でお世話になった先生方とお別れしたこと等いろいろ書き残したかったのですが・・・
リセット、リセット。来週は息子の中学校入学式です。
古いネタで恐縮ですが、息子の小学校生活、最後の冬休みの工作はラジオを作りたいというので、ゲルマニウムラジオ基本キットを購入して作ってもらいました。
はんだ付けは一切必要なく、トイレットペーパーに銅線を巻きつけてコイルをつくる、板に画びょうや木ねじでコイル、ゲルマニウムダイオード・バリコン・セラミックイヤホンを固定していくだけです。オシャレな板は、たまたま家にあった鍋敷きです。
アンテナも頑張って作ってもらいました。キットの販売元のシャンテック電子さんのホームページで紹介されているアンテナ製作例を真似て作りました。
我が家として工夫した点は、アンテナを簡単に着けたり外したりできるようにゼムクリップを使ったところです。
ところで、ちゃんとラジオの音が聴こえたのでしょうか。それは、もうバッチリでした。何と言っても、矢巾町にはNHKラジオとIBCラジオの送信所がありますから、アンテナが無くても充分聞こえました。
写真は、広宮沢のNHKラジオ送信所です。煙小まで直線で1キロメートル位で、冬休み明けに学校でやったデモが成功したそうです。
9月28日(日)は、県営運動公園テニスコートでテニスの中学生強化練習会が開催されました。小学校6年生もOKということなので息子も参加させました。
指導は、横松尚志コーチ。お世話になっているクラブの練習とは違う雰囲気、簡単に言えば、おっかない感じで最初は心配しました。コーチが受講者に強く問いかけるので、前にいる息子はタジタジになったのではないかと。
トレーニング時の自分にどれだけ注意を払えるか、ちょっとしたラケットさばきでスキルが見抜かれる、参加者を競争させて、成功しなければ次のステップに進めない。などなど、普段の練習では感じないシビアさを感じました。
息子は、フォア・バック共に、ずっと両手打ちを続けてきました。練習会でも、参加者の中で唯一、彼だけ。ストロークは良しとして、時間の長かったボレー練習を初め、ラケットさばきの不器用なところが目立ちました。
息子は大丈夫だったのか?
結論から言えば、それは杞憂で、練習後に息子に感想を聞いたところ「今日は良かった。」ということでした。また、片手でラケットをうまく使うことも必要と感じはじめたようです。
蓮舫議員の、そんな発言もありましたね。
我が家の答え。
「駄目じゃないです。オッケーです。でも、1位を目指していたから悔しいんです。」
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我が家としては、本当に悔しい1日となりました。矢巾町小学校陸上記録会でも負けたし(涙)。まあ、仕方がないですね。実力の差です。
ビデオでレースを振り返ったら、心温まるシーンがありました。
スタート後、息子が転倒した瞬間に、「◯◯◯大丈夫か!?、◯◯◯大丈夫か!?」と、一緒に走った皆の声が。う、うれしい。
息子の後ろでも、もう一人転倒した子がいました。どちらも、接触したと思われる子は気遣って起き上がるのを待っていました。や、やさしい。
懸命に走っている中でもこんな気遣いができるなんて!
VIVA!同じ釜の飯を喰う仲間達。
言い訳にしたかったけれど、この転倒はレースの結果に全く影響ありませんでした。