東北ポリテクニックビジョン

宮城県栗原市にある東北職業能力開発大学校で開催された東北ポリテクニックビジョンを見学して来ました。これは職業能力開発大学校・短期大学校の卒業製作作品の発表・展示会です。

大学校(応用課程と呼び、大学四年に相当)の展示作品がなかなか面白かった。

その中で、私のお気に入りは50ccエンジン搭載の「ミニカー」です。デザインは大雑把でユーモラスですが、シャーシは頑丈らしいです。この車、「やっと走るだけでしょう?」と思ったら間違いです。

オートライト、センターラインを超えると警告を出してくれる画像処理技術、ギアをバックに入れるとバックモニタが表示される等、新しい技術も使われています。でもギアの感触は、かなり懐かしい。右側のスピードメータは木目調パネルだし、フェルトを使った温かみのある内装!!(笑)

ナンバーも取得済みで公道も走れるそうです。学校付近の坂を登れるのかどうかもちょっと心配ですが(笑)。あとは市役所の許可よりも厳しい学校の許可待ちですね。

なぜこのようなモノが作れるのかと言えば、学科をまたいで、機械系、電子・情報系の学生がチームとなって製作に当たる総合実習だからです。作品の詳細について、各系の学生がしっかりと説明してくれます。

木造耐力壁競技会。粛々と力を加えていきパキパキと音をたてながら耐える壁。落ち着いた実況アナウンス(加重?の解説)と、それに対する見学者の拍手。凄いということは解りましたが。。。予習してから見学すれば良かった。

コスト度外視かもしれませんが大学校(応用課程)の作品はすべてが面白かった。一生懸命説明してくれる学生達に感謝。

 

名選手が名監督をつくる

標題のキーワードでネット検索してもなかなかヒットしませんね。昔誰かが言った言葉だと思うのですが。

いくら名監督でも、素質のない選手ばかり集まればどうなるか。

素質ある選手が集まっても成果が挙がらないこともある。

指導者も選手も勘違いしてはいけない。よく振り返って下さい。

鶏が先か、卵が先か。

卵は監督か?それとも鶏か?選手はどちら?

なんちゃってー!!!(笑)

個人的には、標題に一票。

宮古ものづくり工作教室

昨日は宮古高等技術専門校を会場にお借りして「宮古ものづくり工作教室」を約30組の親子をお招きして実施しました。これは県立職業能力開発施設の職業訓練指導員で構成する職員団体、岩手県職業訓練職員協議会の主催によるもので、私も企画の一部から携わりました。

今回はミニ四駆、組木、キーホルダー、そしてプッシュステンドピラミッド
の4コースを用意しました。

プッシュステンドピラミッドと聞いても、それが何なのかピンと来なかったのかもしれません。参加人数が少なめでした(笑)。

しかし、アンケート結果によれば参加した皆さんに喜んでもらえたようです。カッターを使うので怪我も心配でしたがそれも無く、制限時間内(約1時間40分)にみんなが完成し成功だったと思います。

個人的にうれしかったのは、参加した子供らが時間を忘れて作業に没頭していたこと。

「1時間ぐらいたったの?」
「いや1時間40分だよ。学校の授業だと2時間分だね。」
「えーっ!?」

ただ、刃物を使うので集中力の持続のためには休憩時間も確保した時間配分にすべきでした。
ということが今回の反省点です。

コース終了のあとは、ビッグダディ三浦先生のうどんが参加者、スタッフに振舞われました。参加した皆さん大変お疲れ様でした。

 

第12回ジュニアショートテニス大会

1月14日(月)に開催されたショートテニス大会に息子が出場しました。9月末に見前STCジュニアを退団させ(親の都合)、フジサワテニスクラブにお世話になっていますが、これが進路変更後の初の大会です。ショートテニスはバドミントンのコート&スポンジボールを使った競技です。硬式テニスと似て非なるスポーツですね。

結果は誇れるものではありません(言い訳としては、始めてまだ3ヶ月ちょっと)。でも、その思い切ったプレーには大いに満足しました!!

久しぶりの親ばか最高モードですね。

実はこれより前、12月の末にフジサワテニスクラブ主催のショートテニス練習会があって、そこで練習試合も行われました。参加した息子の不甲斐ないこと。ラケットに当てるだけで振り切ることを一切しない。低学年の子にもコテンパンにやられてしまいました。

これはいけないと思い、簡易型のテニスネットを購入し体育館を借りて練習しましたよ(しかし、合計1時間)。アウトになっても良い、ネットに掛かっても良い。とにかくしっかりと振り切ること。

その通りに本番で息子はしっかりやってくれたと思います。

課題はやはりバックハンド側を恐れること。強い相手と対戦すると、どうしてもコートの左側に寄ってしまうんですね。

この写真は象徴的です。この位置からフォアで打っているので、コートがら空きですね。

ちょっとイライラしたけれど、怒ったら負け。気長にいきますよ。。。。

プッシュステンドピラミッド

ボランティア活動として、1月19日(土)に宮古で小学生ものづくり工作教室を行う予定です。そこで試しに今年のネタを息子に作ってもらいました。初めて採用するネタであり、工作教室は最大2時間、小学生の力量と時間配分、仕上がり具合を測ることがその目的です。決して息子の冬休みの工作にしようとは考えていません。

今年作るのはプッシュステンドピラミッド。これが息子の作品です。

サメを描いたのですが、私としては思ったよりサメが強調されておらず少々残念な出来となりました。息子はもっと緻密なデザインを考えていたようですが、「2時間位内で・・・」というバイアスが私に掛かっていたので、アドバイスでいろいろな制約条件を出し過ぎたかもしれません。すまんのう。

以下、製作過程の写真を提示します。

図柄を考え、ざっと下書きしてから本番用のプレートに絵を描きます。下書き用のペーパーはtemplateです。

透明なアクリルプレート裏側の灰色シートを切り抜き、カラーを乗せて指で押し付け、ボールペンで際をなぞればカラーが接着されます。最初だけ慎重にやれば、小学生でもすぐにコツがつかめます。息子は1区画出来上がる度に喜んでいました。癖になる作業かもしれません。

真っ暗な中に浮き上がるサメ。この時点で切り抜きをやめた方が、最終的に良い仕上がりになったかもしれませんね。

しかし、当初の予定どおりに作業を進めました。平面で見ればサメに見えます。カラーもかなり余裕があります。

時間はどれぐらいかかったか?

図柄を描くのに45分かかりました。これは個人差があるでしょう。シートの切り抜きと色付けは推定2時間で、合計3時間近くかかったと思います。本番では制限時間2時間ですが、プレート全面を切り抜こうとしなければ何とかなりそうです。

時間を掛ければ、いくらでも良い物が作れそうな工作キットですね。