慧眼

物事の本質を鋭く見抜く力。慧眼(けいがん)。

いっちゃんが、この言葉を中川慧梧さんから頂きました!!

そう、将棋の高校タイトル全4冠(全国高総文祭個人、同団体、高校竜王、全国高校新人大会)を獲得した岩手高校3年のあの方です!!

土曜日は、矢巾町主催の「こども囲碁・将棋教室」に参加しました。講師先生は、岩手高校の囲碁将棋部の皆さんでした。囲碁将棋の底辺拡大のために、頑張っているんですね。冒頭の色紙は、参加した子どもたちに配られた中川さんのサインです。一人ひとり言葉が違っていたみたいですが、彼の名前の一部「慧」の字が使われているこの言葉がいっちゃんに配られるとはうれしい。

さて、参加者は囲碁が2人、将棋が30人位でした。将棋は、自己申告によるクラス分けで、強いグループは中川さんが対局の相手です。いっちゃんは、初心者グループで、まずは駒の動かし方から習いました(駒の動かし方はある程度知っていたはずですが、初心者グループを選んだみたいです)。

主将と部員の方が、歩の動かし方から説明していきます。低学年の子どもたちの反応がおかしくて仕方がありませんでした。

香車の動きを知ると、「お〜、ラッキーじゃん!!」
王が全ての方向に動けることには「すげ〜。」
飛車角が成った竜王、竜馬の動きには「こっちを王にすればいいじゃん!」
持ち駒を、動かしようのないところに打つと即反則負けの説明には、「わざと負けるときに使える。」だと(爆)

岩手高校の生徒たちも苦笑いしつつ、子どもに理解をしてあげながら講義を進めていました。教えるのうまいぞ。

その後、高校生一人対ちびっこ数人の対局を行いましたが、いっちゃんたちは、まだじっくり考える段階でもないので順番が回ってくるまでちょっと時間を持てあまし気味でした。強いグループの子どもたちは、真剣そのものでした。中川さんと対局できたことは思い出になるでしょうね。

 

 

明日から9月

やっぱり8月は、盛岡としては史上最高の暑い夏でしたね(まだ終わっていないだろと、お嫁ちゃんのつっこみ)。それまでの過去最高は1985年だったと。てっきり1994年だとばかり思っていました。

暇だなぁと思われるかもしれませんが、気象庁の統計データから、8月の最高気温の推移を比較するグラフを描きました。

★2010年 VS 1985年

1985年も、コンスタントに暑い大変な年だったんですね。でも、比べると今年の月末の暑さがよくわかります。高校生の頃ですが、暑さの記憶はありません。

★2010年 VS 1994年

県に採用された1年目、宮古に住んでいました。この頃は職場にエアコンなし、家に扇風機なしだったので、1994年は私の記憶に残る最も暑い夏です。盛岡で、連続真夏日38日を記録した年です。

★2010年 VS 1999年

娘が生まれた年で、寝返りする姿をビデオで毎日のように撮影していた年です。8月前半の暑さが厳しく娘も大変だろうと、エアコンを購入しましたが、グラフのように後半は落ち着いてきたので2~3回しか使わなかったような気がします。

★2010年 VS 1976年

おまけです。1976年(昭和51年)は記録に残る冷害の年です。ひどい年だと、両親がぼやいていたのを覚えています。ちなみに、この年の7月1日、藪川の最低気温はマイナス2.3度を記録しています。

さんフェアイーハトーヴ2002

専門高校等の生徒による学習成果発表の祭典、「第12回全国産業教育フェア岩手大会」(産業文化センター)の見学に行って来た。商工農を始め、総合学科や福祉関連など幅広い分野の実習作品展示や実演など、1日で全部回るのは大変なイベントであった。

先生の指導がだいぶ入っているんだろうなと冷めた感想を持ちつつ、印象に残ったことを記しておく。

全体的に見て、工業系の出展は技術的に見て大変素晴らしいものの、人気や華やかさは食物系に遠く及ばないことが残念であった。

宮古水産高校の『潮彩ラーメン』、『まぐろ懐石・磯汁』の食堂は良かった。やや冷めていたところはあったが、海産物をたっぷり使った料理は美味しかった。 無理して両メニューを食べても1,050円。同校は、サケのつかみ獲り、加工品販売など、一番注目を浴びたと思われる。

情報技術関連では、京都府立商業高等学校のNetデパート(インターネットによる通販サイトの構築)が良かった。どこまで生徒の力で出来たのは定かではないが、他校の商品と連携した販売など、商業科ならではの発想が出ていたと思う。釜石工業高校のLinuxを利用したパン焼きの制御も食と結びついて新鮮だった。

姫路工業高等学校の生徒には、娘が世話になった。こまをもらって大喜び。感謝申し上げます。