烈火の如く

日曜日の夜のこと。
子供達は、平日はほとんどテレビを見る時間がなく、録画しておいた番組のうち、どれを見たいか子供達に尋ねました。見る時間も限られているので優先権の取り合いです。

息子の答えは、”プリキュア”です。それを聞いて、お嫁ちゃんは思わず「プッ」と吹き出して、ちょっと小馬鹿にしたように笑いました。その直後に息子は突然泣き出して、ものすごい剣幕で怒り出しました。馬鹿にするな!と。

子供達がくだらないことでグズグズ言うときには直ちに爆弾を落とす我々夫婦ですが、今回ばかりは少しタジタジです。いつまでも怒りが収まらない様子だったので、お嫁ちゃんに「謝れ。」と言いました。

DORA

中学生で、ポケモンの映画を見るのは有りなのか?
まあ、息子の付き添いという役目もあったので、娘もDORAの映画館で映画鑑賞をしてもらうことになりました。我が子らが楽しみにしていたのは、ポップコーンを食べながら映画を見ること。北上のワーナーマイカルではその楽しみ方が定番だったのですが、宮古のシネマリーンは飲み物以外は禁止!!ガムも禁止!!節電で団扇も配布しています!!

やっぱり生協!、超まじめ。

それでも、娘は部活で忙しすぎて兄弟そろっての映画鑑賞の時間も取れなかったので、お嫁ちゃんの実家に帰省に併せて、宮古のシネマリーンで鑑賞してもらったのです。

さて、2ヶ月ぶりに訪れた宮古、国道45号線沿いの津波に流されたある住宅地の風景を見て、人類が消えた世界のことを思い出しました。図書館から借りたこの本をしっかり読んだわけではありません。人類がいなくなり、自然がその修復能力でじわりじわりと人類が築いた街や人工物を”本来の姿”に戻していく。その愚直さが印象に残っています。

何に驚いたかと言えば、それは雑草です。瓦礫が撤去され、基礎だけ残された住宅地は深い雑草に覆われていました。かつてここに人類が住んでいたのだという雰囲気は遺跡のようでした。このまま放っておけば、そのうちに雑木林になりそうです。

津波に限らず、この自然の治癒力もまた恐るべしですが、人類はこれを受け入れられないでしょう。必ずチャレンジして、歴史は繰り返すのではないでしょうか。その風景を見て私はそう思いました。

あっという間にサナギに

息子がご近所さん宅に山椒の葉をもらいに行ったら、お土産にもう一匹の幼虫を頂いてきました。
これが7月18日のこと。

サナギになる前は、ベストポジションを探すので活発に動き回るんですね。昨日脱走した元気な幼虫は、夜にサナギになってしまいました。今日、夜に撮影したので写りが今ひとつですが、ごらんのとおり。せっかくの可愛らしい顔も全くなくなってしまいました。

もう一匹も、日中活発に動きまくっていたようですが、夜はしっぽの方がしぼんでサナギへの道を歩み始めました。写真のうんこがちょっと汚いですね。サナギになる準備の下痢Pの跡もありました。今は、息子よりも私の方が夢中になっています。

アゲハ蝶の幼虫

息子が学校帰りにアゲハ蝶の幼虫を捕まえてきました。幼虫はどんな葉でも食べるかといったらそうではなく、卵として産み付けられた木の葉を食べるらしいです。昨日の朝早く、ご近所さん宅の、幼虫を捕まえた場所に行って葉を数枚いただいてきました。

その後、勉強中に理科のワークブックを見た息子が突然叫びました。

「あっ、そっかぁ。さんしょうなんだ!」

ワークブックには、山椒の葉に卵を産みつけると書いてあります。タイムリーな勉強でした。葉は独特の香りがしていたので納得です。

葉っぱの食いっぷりがすごいので、これから毎日、新鮮な葉を調達しなければなりません。そこで、今日は、ご近所さんに毎日葉っぱを頂きたいというお願いをしてきて了解をもらいました。暑い日々が続いており、葉っぱがすぐに乾いてしまうので、これからしっかりと飼育できるか心配です。

相の沢養魚場

昨日は、久しぶりに家族4人でレジャーに出かけました。場所は、滝沢村にある釣り堀「相の沢養魚場」です。娘が友達と雫石のホットスイムに行きたいから車で乗せていって欲しいと言うので、二人が泳いでいる間の暇つぶし場所をインターネットで捜し、偶然見つけたのがこの釣り堀です。結局、ホットスイム行きは中止になりましたが、息子に釣りをさせたことが無かったので、ぜひこの機会にと思い、家族と出かけたのです。格安でよい釣り堀だという情報もあったので、迷いなしでGOです。

釣り堀に到着するまでは、ちょっとだけ勇気がいりました。お出迎えは、わんちゃんです。

釣り堀に到着です。用意していったのは、コンビニで買ったおにぎりのみ。つり竿2本とエサ代、合計300円を払って釣りを開始です。

最初は乗り気でなかった娘も興味を示し、釣り竿を垂らしました。あれ、いつの間にこんなごつい姉ちゃんになったのか。

開始20分後に、彼女はやっとイワナを釣り上げました。この時点で、息子は2匹釣っていました。

初めてのわりには、華麗な息子の竿さばきです。

最終的には、子供二人でイワナ4匹、ニジマス4匹をつり上げました。手ぶらで来たので、今回は店のおばさんに炭火で塩焼きにしてもらうことにしました。息子は、はらわたをとって焼くところを真剣に見入っていました。「お兄ちゃん、やってみたら?」「いい」と断っていましたが、次回はいろいろ挑戦させたいと思います。店のおばさん方に孫のように可愛がってもらい、良い思い出になりました。

8匹を量り売り、焼いて貰って2,000円でした。味は、当然ベリーグッドでしたよ!!