大切にしたいこと

今日は煙山小学校の授業参観とPTA総会があり、いっしぃは本日から1年間、PTA会長を務めさせて頂くことになりました。

100人弱の某団体の事務局長の役目は仰せつかったことはありますが、このような大きな組織(児童数581人の学校)の会長は、少し荷が重すぎるような気もします。

「好きでやっているんですよね?」

そう問われたら少し困ります。好きとストレートには言えませんが、嫌いではない。PTAで経験した様々な活動に価値があると思っています。多くの方にその価値に気づいて頂きたい、いや失礼、多くの方は気づいている。時間の制約があって辞退する方が多い中で逃げも隠れもせずにいたら、縁があって引き受けることになりました。

「どうしたいのか?」

やるからには、皆の賛同を得られる何かを成し遂げたいという想いはあります。しかし、これは理想であり、偶然の産物や誰かのアイデアが無いと現実的には難しいでしょう。正直、待ちの姿勢です。不満ダースの犬。

じゃあ何をしたいかと言うと、PTAの雰囲気を少しアイスブレークしたいです。地区毎の子供会活動は和気あいあいですが、PTA活動の方は真面目な事業も多くそのような雰囲気が薄く、ちょっと固い、やりずらい。これを緩和すれば、保護者のネットワークが密になる、楽しくなる・・・という理屈。そう言っている本人が挨拶でフリーズ。

人前で話す機会も多いと思うので、柔らかい雰囲気作りのための工夫していきたいです。昨年の岩手県PTA研究大会紫波大会、第4分科会会場の責任者だった(当時)矢巾東小の坂下PTA会長が協力員の保護者の皆様に話した「多少の失敗は笑顔でカバーして。。。(笑)」を座右の銘にしたいです。

「怪鳥です!」

あるお母さんの前で羽ばたく仕草もしてみました。笑っていたけれど意味が通じたかどうか。。。わっかるかな〜?わっかんねぇだろうなぁ〜イェーイ

本音ベースでは、こんなノリが大好きなんです。。。

矢巾町の話題を少々・・

矢巾駅西口の「にしぐち公園」に風力発電装置が設置されています。風が当たる、目立つ、東屋の夜間照明に使えば防犯効果も期待できることから、この場所が選ばれたそうです。同じものが葛巻町に2基設置されているらしいです。

この発電機はTAMタービンというもので低騒音・低振動・高効率がセールスポイントのようです。羽根の直径は約1.8メートルです。

かなり以前から噂のあった、矢巾町南矢幅の中村地区の宅地開発がいよいよ始まったようです。通勤路からよく見えるのでこれから定点観測するかもしれません。

 

新年度スタート

1ヶ月ぶりの更新となりました。この時期のネタは毎年同じ。早朝から、清掃活動、資源回収、息子のテニス送迎、田園ホールで子ども達のピアノ発表会。

子ども達の演奏についてはノーコメントです。上手とか下手とかではなく。。

(中断)

飲みながら今日の発表会のビデオを見ていたら眠くなりました。9年参加している発表会ですが、みんな大きくなったね・・・お休みなさい。

 

地吹雪

たまには昔の思い出も書いておきましょう。他人にとってはどうでも良い話でしょう。

土曜日は矢巾町も風雪がかなり強く、あまり見たことのない規模の雪の吹き溜まりが至るところに出来ていました。北海道でも歴史に残るような激しい風雪だったようです。

久しぶりにこれらの事実を見て、小さい頃の冬の生活を思い出しました。

私が育った岩手山麓(北側)もなかなか地吹雪が強く、30年以上前は地域住民の手製で暴風柵を数百メートルに渡って築いていました。その道は車一台が通れるほどの未舗装の道路。田んぼの中の一本道でバス停までは2km弱の道のり。風の強い日の朝は母親がランドセルを風呂敷で包んでくれました。そうしないとランドセルの中に雪がびっしり入るのです。学校帰りには、よく、そうなりました。

当時は今ほど除雪が行き届いておらず、猛吹雪の日には除雪車(と言っても工事用のキャタピラ型のブルドーザ)が来てくれませんでした。そのため、吹き溜まりで道路が無くなり、学校を休んだ事が毎シーズンのようにありました。これは少し楽しい思い出です。

途中で、車が雪道でスタックしていることもしばしばありました。我ら小学生は、それを見るとチャンスとばかりに全力疾走で駆け寄り、後ろから押してあげるのです。うまく脱出できると大人から感謝される。これが嬉しくて仕方がなかったのですね。

怖い思い出は、確か小学5年生の頃。風雪が強く集団下校となったのですが、バス停を降りて1kmも歩くと、そこからは一層風雪が強く、瞬間的に一緒に歩いている友達の姿が見えなくなり叫び声も聞こえない程の風雪。冷たいシャワーを浴びた時のように、呼吸がおかしくなります。やがて道路はなくなる。3人で「どうする?どうする?(バス停の所まで)引き返すが。」と右往左往しました。

途中の記憶はありませんが、とにかく、ある家に何とか辿り着きそこで一休み。

しかし、天候が収まる気配もない。暗くなると家に帰れなくなるというので、その家の主に導いてもらい、途中、父と落ち合う約束で再び風雪の中に。主はかんじきを履き私の手を引き、私は友達の女の子と手をつなぎ雪の中をズボズボと前に進む。地吹雪が、ちょうど子供の顔の高さ辺りを激しく襲うので顔は上げず目をつぶったまま。結果として無事、家に帰ることができ、こうして生きています。

この度、北海道で大変悲しい事故がありました。心よりお悔み申し上げます。私の体験は道路事情・除雪事情が悪い頃のものですが、事情が良くなった現在においてもこのような事が起こるなんて、地吹雪は本当に恐ろしいものです。