おくおがり

今日、9月16日(水)、紫波地区中学校新人大会ハンドボール競技が矢巾町体育館で行われ、男子は矢巾中が優勝しました。

2年生の先輩達が相手チームに差をつけてくれたので、選手交代、試合終わり間際の1分間に1年生全員が公式戦に出場させてもらえました!しかも2試合。

それぞれ1分間だけだったので、息子はボールに触ることはなかったけれど、こんなに早く出場機会があるとは!部員が少なくて良かった(爆)

(閉会式)

それにしても、身体が小さいなぁ。

また、下半身はまあまあ強くても上半身はそうでもないので、ボールを投げるのも少々非力感があります。せめて、早く大きくなって欲しい。しかし!

私も今でこそ約180cmの身長がありますが、中学1年生の頃は息子とほぼ同じの150cm以下の身長でした。中2の後半から急激に伸び始めて、高1までの2年間で20cm伸び、どちらかと言えば「おくおがり」でした。バレーボール部でしたが、中3の頃にはオスグット・シュラッテル病になり痛い思いをしました。顧問の先生に、膝が痛くて練習を休みたいと言った時の冷たい反応が記憶に残っています。※But、私はスポーツ少年ではありませんでした。生っ粋のベンチウォーマーでした。

当たりの強い競技なのに、息子「おくおがり」で3年間が終わってしまうのか?膝が痛くて苦労するのでは?

心配です。以上、取り越し苦労でした。

全中ハンドボール

矢巾中ハンドボール部の全国大会準優勝から一週間経ちました。関係者(保護者)として嬉しかったけれど、息子の先輩達の偉業なので、どこか他人事のような気持ちもあります。

振り返れば、どの部活にしようかと悩んでいた息子が、体験入部で先輩達にハンドボールで遊んでもらい一発で入部を決めました。そのような縁をつくってくれたのも先輩達だし全国大会の興奮を味あわせてくれたのも先輩達です。

全国の舞台で躍動し大きな感動を与えてくれた選手たちには感謝と敬意でいっぱいです。

印象深いのは、準決勝の板津中(石川県)との試合です。

県大会からずっと危なげない試合で勝ち進んで来ましたが、この試合は追いかける場面が長く、応援団にもこれまで無かった悲壮感もあったように思います。怪我をしている選手もいたし。相手チームの6番は凄かった!

2分20秒辺りから、黄色のユニフォーム矢巾中の準決勝です。

素人なので解説できませんが、先生の采配・選手起用が逆転に繋がったと思っています。

その一つ前の女子の準決勝、平針中(愛知県)と平田中(山口県)も忘れられない場面がありました。同点のまま、試合終了間際の7メートルスローを平針のGKが身体を張って見事セーブ!仲間達は、歓喜と同時に顔にボール当たったGKを気遣う。目頭が熱くなりました。セーブの瞬間も、Youtubeに35秒辺りから載っています。

・・ということで、沢山の名場面があった全国大会の応援、楽しかった!

さて、下積み真っ最中の1年生達ですが、いよいよテーピングと両面テープを準備するようにとの指示があったようです。

両面テープは先輩保護者から教えて頂いたとおり昆源本店から買いました。ご主人によれば、この店での取扱いは不来方高ハンドボール部の選手らが20年位前から・・・らしく、レジ横に大量に用意されていましたし、使い方も解説してくれました。ハンドボールの町って感じですね。

スポーツ少年団・父母会

5月21日(木)、矢巾中ハンドボールスポーツ少年団の父母会に出席しました。

スポ少では一度、痛い思いをしているので、いや、痛い思いをする前に逃げ出しているので、この日の出席は少々億劫に感じていました。更に、矢巾北中からの学区変更、煙山小からの入部は息子1人だけでアウェイ感がかなり強いのです。加えて、やっぱり父親が少ない(爆)!

心細い。心細すぎる!

その後、新入の1年生の保護者だけで集まり、先輩保護者の方からいろいろ説明を頂きました。やはり皆、少しは不安を感じている様子が窺え、アウェイ感は少しずつおさまってきました。

会の終了後、顧問の先生にご挨拶をしたいと思い会場に残ったところ、先輩保護者の方々から「矢中の応援団は凄いのよ」と、その様子を教えて頂きました。そして、正直な気持ちを言ってしまいました。

「だんだん恐ろしくなってきました。」
「(先輩保護者の皆さんの)ハマってる感が凄いですね。」

私は、子どものプレーをじっくりと見守るタイプ、緊張でカメラを持つ手が震えるタイプ。やばいなぁと思っているところに次のような言葉も。

「練習試合にも応援に来てくださいね。」
「お母さん方が多いですけど大丈夫ですか?」

核心に近づいてきたような気がします。あの時もそうだった・・・・

「心細いのは慣れています。」

というのが精一杯でした。

逞しくなってくれ・・・

結局、息子が選んだのはハンドボールでした・・・(汗)

私も時間を空けて、テニスの練習量を増やそうと思っていたのに!自分の健康のためにも(笑)

ということで最初はかなり戸惑いました。少々取り乱しました。

テニスとおさらばかと不安に感じ、入部届の前に、顧問の先生に活動の様子を恐る恐る聞き、自分の不安も白状しました。

「(他のスポーツとの二足の草鞋について)いろいろなパターンがあります!」

いろいろな生徒の事例、活動時間などをひとつひとつ丁寧に教えて頂きました。

「体力つきますよ!」

「後悔させませんよ(笑)!」

頼もしい。頼もしすぎる!! 不安が一気に吹き飛びました。

部活初日、息子はくたくたになって帰ってきました。テニスのレッスンにも遅刻しましたし、いつもの(躾されていない犬のような)元気さもありませんでした。

・・・やっぱり心配です。