いっしぃの舘

やってられるっ

いっしぃの舘

最後の運動会

5月20日(土)は矢巾中学校の運動会でした。息子も3年生、我が家にとって最後の運動会です。天気は快晴、BGMもとても良かった。Heart and Soul(浜田麻里)、Sky High(Jigsaw)という、正に我々と同年代の先生の選曲とお見受けしました(笑)。※学校での音楽利用について Q&A集

息子曰く、彼らの組は代々勝てないというジンクスがあるとのこと。そのジンクスを破るために駆け抜け、後輩達も頑張ってくれて午前中は良い雰囲気でしたが、その願いは残念ながら届きませんでした。

息子は組団駅伝のアンカーで個人の出番がありました。我が家にとって憧れのアンカービブスだ!
一人追い抜かれ、おまけに何故かコースを間違えるというハプニングはありましたが、かえって思い出になりました。

息子が作成に関わった陣地の横断幕も、なかなか繊細で、美しさは4つの組の中でナンバーワンだったと私は思いました。しかし、優勝を勝ち取ることはできませんでした。龍の顔がもう少し大きかったら良かったかな??

結局、競技の部、応援の部、陣地の部、いずれも上位に入れず、ジンクスどおりの結果となってしまいましたが、とても見応えのある最後の運動会でした。ひとつひとつ、行事が終わっていきます。。。

宮城県山元町の海岸防災林

福島県の国道6号線を北上し、市街地の多くが津波被害に遭った宮城県山元町で、植樹された海岸防災林も見学しました。

新しく移転した常磐線の新山下駅周辺には新興住宅地が整備され、復興の勢いが感じられましたが、旧山下駅より東側は草原の中に民家が点在する、津波の被害が色濃く残された風景でした。お嫁ちゃんの実家の近く、同じく津波被害に遭った宮古市赤前地区と雰囲気が似ています。

カーナビの地図データが2010年のものだったため、津波被害の現在と昔を比較・想像しながら車を走らせ、(たぶん)花釜避難丘公園にたどり着きました。公園の周辺には綺麗に耕された広々とした畑があり、その風景にやっと心が癒やされました。

公園から眺めた、植樹されたばかりの海岸防災林。植樹が完了しているのかどうかは確認できません。

万里の長城のような見事な松林が復活する頃、私はこの世にいないでしょうね。

福島

ゴールデンウィークは、福島県石川町強化練習会に参加した矢巾中学校ハンドボール部の様子を見に行ってきました。会場はクリスタルパーク石川、山間部の町にしては立派な施設で、学法石川高校がありますし、スポーツ振興に力が入っている様子が窺えます。

参加した学校は、男女とも福島県内外から多数、千葉や埼玉の中学校からの参加もあります。体育館2面、屋外10面のコートで、2泊3日練習試合漬けです。様々なチームと対戦し、自分たちの強み、弱みが確認できたことを期待します。息子の話は。。やめておきます(笑)

帰り道は石川町からいわき市へ、そこから国道6号線を北上しました。理由は、原発事故の放射線量の多い帰還困難区域の状況をこの眼で見たい思ったこと。広野町、楢葉町、富岡町とニュースで何度も聞いた町を通り北上していきますが、国道沿いは、やや寂れた地方のバイパスと同じ雰囲気で被災地という感覚があまり有りませんでした。

しかし、大熊町、双葉町に入ると様子が変わってきます。

一見、普通の町に見えるものの、バイパス沿いの全ての店、ガソリンスタンド等の入り口が封鎖されています。市街地への交差点も、警備の人がいるところもあれば、完全封鎖のところもあります。一時帰宅の団体の方々のマイクロバスも停まっていました。

時間が止まったような町を興味本位で訪れたことを恥ずかしく思いましたが、現実は見られました。

帰還困難区域を通り抜け、久しぶりの営業店舗である、浪江町役場近くのローソンで一時休憩。そこから先の南相馬市では、全く普通の日常生活という風に見受けられました。※いろいろ、ご不便はあるかと思います。

帰宅後、この地域の自宅への帰還を果たしたご家族の明るいニュース映像を見ましたが、現地を訪れなければ分からなかった感動がありました。必ずしも帰還することが最善ではないご家族も多数おられると思いますが、あの現実を忘れられるような生活を取り戻して欲しいと思います。

広報・広報・広報

今年度も、地元自治会の広報担当として、コミュニティだよりを発行することになりました。

これまで5年、毎月1回の発行を続けてきました。A4サイズ1枚の広報紙ですが、仕事の後でネタを集めて編集、公民館の輪転機で印刷って大変なんですよ!

先月は、娘の引っ越しで大変だったのでサボりましたが、取り返すために今月は2号分の発行、通算61号です。

仕事でも広報、地域コミュニティでも広報を担当。矢巾町子ども会育成会連合会の副会長としても、広報紙を発行するかもしれません。疲れていますが、餅は餅屋にと言われるよう、今年も1年頑張りますか。。

盛岡市内一周継走大会

第71回盛岡市内一周継走大会が県営運動公園陸上競技場を発着点とする周回コースで行われ、息子が中学校の部に選抜選手として出場しました。息子ら3年生は、先週月曜の修学旅行でも、お台場の砂浜で練習したらしいです。先生方、そこまでやる?と思いましたが、伝統らしいし絶対に良い思い出になるでしょう。ありがとうございます。

陸上競技場に来ると思い出す娘と息子の小学生の頃。見ている親も、緊張で震えながらカメラのシャッターを切ったものです。今日は、選手に選ばれた幸せだけで、余分な期待は無かったので気軽にレースを観戦できました。

選手が一斉にスタート。息子は第4走なので、それまでチームを応援したり、カメラ撮影の練習をしたり。。似たようなユニフォームが多くて間違えそうです。

気軽にレースを観戦と言いましたが、その瞬間はドキドキ。タスキを受け取り駆け出す息子。頑張れ!