つま先は降ろして良いんだよ

ソフトテニスを始めた息子のフォームチェックのために、ハイスピード動画が撮れるデジカメを買いました。カシオの EXILIM EX-ZR15  です。型落ちの機種なのでそろそろ店頭から消えるのでしょうか。最新かつ上位機種のEXILIM EX-ZR300と光学部分の仕様は違いますが、ハイスピード動画の画素数や実用的なスピード(fps)は同じです。
ZR300は最高1000fpsですが224×64ピクセル!

スポ少に正式入団して約1ヶ月の息子のサーブの様子を撮影してみました。
撮影モードのは最速のHS480(224×160 480fps)ではなく、 HS 240 (512×384 240fps)です。

やっとサーブが入るようになってきたので喜んでいたら、あれれ、つま先が上がったままでしたね。

ゴールデンウィークを振り返って

今年は、なかなか面白いゴールデンウィークでした。残念ながらあまり息子の相手をしてやれず、可哀想なことをしましたが、これからその分を取り返してやるぞという活力を貰いました。

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4月29日(日)

息子の新たな活動のためにスポ少の見学をしました。見学は2回目で、今回もしっかりと練習に参加させてもらいました。

種目は、ソフトテニス!!

何故それなのかと言えば、もちろん娘の部活の試合を観て惹かれたこともあるんですが主な理由は次のとおりです。

・ピアノや水泳、習字と習い事が立て込んでいる中で、練習日時が気に入ったこと。具体的には、平日の夜があまり遅くなく、土日のうち1日は休みがとれること。
・将来、彼はきっと眼鏡をかけるに違いない。それでも、面倒なくできる競技。
・マイナーな競技で、ひょっとしたら活躍出来るかもしれないという期待感。
・家族でも遊べそう(下手くそであっても、私もお嫁ちゃんも子どもとテニスぐらいはできる)。

前回の見学と違い、総コーチの指導があってピリピリ感が伴う練習でしたが、それでも息子は楽しかったようです。親の一方的な都合で選んだ競技ですが、

「やる!僕はテニスをやる!」

と張り切っています。間もなく入団申し込みの予定です。

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5月1日(火)

所用があって、朝5時から夕方5時まで宮古〜盛岡を2往復しました。合計400kmですよ。その後、PTAの会議・懇親会、翌日も町Pの会議・懇親会で、2日間ほぼ同じメンバーで飲んでしまいました。

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5月3日(木)〜5日(土)

青森県東北町で開催されたTSC東北主催のソフトテニス合宿(2泊3日)に、娘ら2年生が参加しました。青森、岩手の中学校、スポーツ少年団(Jr)から60人近くが参加し、各チーム総当りで3日間ひたすら練習試合に励んでいました。私は、娘らの送迎と後半1泊2日の引率者として参加しました。ただの観戦者でしたが(笑)。

東北町はスポーツが盛んらしく、特に駅伝が強く、青森県の駅伝大会では常勝の町だそうです。会場の東北町北総合運動公園も立派な施設で、参加者は付属の合宿所に宿泊しました。とにかく恵まれた環境でした。あと、名産は長芋。朝食に出た長芋と専用の醤油(ただの昆布だし醤油という説も)は、確かに美味しかったぁ。

写真は、メインアリーナです。体育館、スポーツジム、プールがあって、合宿所と繋がっているんです。

残念ながら雨続きの3日間(辛うじて最終日の午後は晴れる)だったので、ほとんどが体育館での練習試合でした。中学校は3年生主体、Jrの子供たちもテニス経験年数は豊富という中で、テニス経験が1年の娘らは良いところ無しでした。それでも、凝縮された3日間で成長できたのではないでしょうか?そうじゃないと困るんですが(笑)。

体育館にはプレイルームがありました。ここで、Jrの子供達がギャーギャー遊んでいて、自分たちの試合の出番が来るとコートに出て行き中学生と対等あるいはそれ以上のプレーをするんです(涙)。

合宿所の夜はとても有意義なものでした。私は父兄としての参加でしたが、各中学校の顧問の先生、スポーツ少年団の指導の先生方の懇親の場にも招いて頂きました。そして、テニスの技術的な話よりも、子供らを人として育てていく上でどんな腐心をしておられるのか、たくさん話を聞かせて頂きました。青森県のランキング上位の方(ご夫婦)のお子さんの話をきっかけに子育ての話題にもなったりして楽しかったです。皆さん本当にありがとうございました。

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今回、青森の合宿に娘ら2年生が参加させてもらったのは、すごく幸せな事なのだと改めて感じました。これは破格の扱いだと思います。なぜならば、合宿に参加した他の中学校は3年生主体でしたから。娘の先輩、一軍である3年生は、同じ3日間で大会参加・練習試合という日程だったのに、さらに顧問の先生は二方面作戦で二軍の娘らにこんな機会を設けてくださったのです。

合宿の時間の中で顧問の先生の考えを聞かせて頂きました。

顧問の先生がいなくなった最終日、私は娘らのプレーをじっと間近で見ていました。コート以外の行動では、いくつかの指示を出しました。正直に言えば、顧問の先生の気持ち(それは苛立ち?)が、よぉ〜く解りました(笑)。

「顧問の心子知らず。」

あと1年ちょっとしか無いよ。お前たち、気づいてくれ・・・

公式戦デビュー

8月27日(土)に開催された紫波郡中学生学年別ソフトテニス大会に、娘が出場しました。これが公式戦デビューです。

1回戦は3-0で勝ちました。彼女の落ち着いた(ように見える)試合がなかなか良かった。相手の明らかな弱点を突く試合運びは打ち合わせどおりだったと、ペアの子のお父さんから後から聞きました。

2回戦は2-3で惜敗しました。悔しかった。
試合が良く見えるポジションを探していたら、結果として相手チームの保護者達の中に入って観戦する形に。彼女は後衛で、ラケットの面にボールがしっかりと当たらずに「あ”ぁっ!」とウルトラマンっぽい悲鳴をあげ、ボールがとんでもない方向に飛ぶことがしばしば。ラッキーと喜ぶ相手チームの保護者の中で、私は一人だけ声を殺して天を仰ぐ。

相手チームも1年生で粗いプレーもあり、娘も勢いは無くてもナイスコースに打ち返すこともあって一進一退の接戦、途中まで優勢だっただけに敗戦はかなり悔しかったです。でも、相手チームがその後決勝までストレートで勝ち進み、少し溜飲を下げました。

彼女らしいと思える良いプレーもありました。それは、足を使ってボールに追いつくこと。そこそこ足は速いし持久力もあるので、先生から後衛の選手になれと指名されたことを私は喜んでいました。「どんな球でもひろっちゃう、北中の掃除機と呼ばれる選手になれ。」と冗談で話していたことが現実になるかもと期待をふくらませたこの日でした。

 

強くなあれ!

今日は、北上市の和賀川グリーンパークテニスコートで開催された、岩手県スポーツ少年団中学生ソフトテニス交流大会の観戦に行ってきました。今年、ソフトテニス部に入った娘は、まだデビュー前。それでも、これからプレーするであろう、この舞台の様子がとても楽しみでした。

もう一つ楽しみにしていたのは、今年から北中に赴任(復帰)された、ソフトテニス部の顧問の先生のご指導ぶりを拝見すること。休日の部活動や、遠征の協力要請が何度かありましたが、なかなかお手伝いする機会がありませんでした。以前、先生が北中に在籍していたころの話、娘の話から、私も畏怖の念を抱いていて少し遠慮していたせいもあります。

先生は、練習中、ゲーム中、ゲーム終了後、応援の仕方、審判、最後のミーティング、すべての場面において選手達を厳しく指導していました。いや、厳しいというよりも、”何がいけないかを具体的に”です。指導のシャワーです(笑)。

選手らに何度も問いかけます。生徒らは、少し萎縮気味にも見えましたが、先生の問いに対して、もっとしっかりと思っていることを答えるといい。声が小さいと怒鳴られる。どうせ怒鳴られるなら、自分の考えていることをはっきりと答えるといい。100回怒鳴られるのも、150回怒鳴られるのも同じ。それで、いろいろ気づいていくと、ぜったい強くなれると思う。すごく期待しているし、応援したいです。

話は変わって、噂に聞いていたとおり各校とも保護者の支援が活発なのに、我が校は、先生お一人の力に負うところが多いように見受けられました。先生にご挨拶して、協力を申し入れしました。父母の会創設には、慎重な雰囲気もありましたが、選手、先生のモチベーションアップに繋がるような、保護者の組織的な取組みが必要ではないかと強く思った一日でした。

家に帰ったら、びっくり。アゲハのサナギが羽化していました。そろそろだと思っていましたが、その瞬間を見逃しました!!

しばらく、ケースの中でゆっくりさせて、日陰の草にたがらせました。やがて、どこかに飛び立っていきましたが、さっきは雨が降っていましたよ。大丈夫かい。