さらばPENTAX SFX

今日は年末の大掃除。。と言いながら、自分の本棚やガラクタ箱の掃除だけしていました。毎年モノを買って、我が家の納戸も少しずつ狭くなってきたので、不要品の整理をしたのです。

今回リストラの対象となったのが、89年に購入した一眼レフカメラ、PENTAX SFXです。AFでストロボ内蔵そしてCanonやNikonに比べて安いということで買ったカメラです。学生時代から新社会人辺りまではそれなりに積極 的に使ったカメラでした。腕前は素人のままでしたよ。  妙高山や御嶽山、乗鞍岳など登らなくても撮れる山をよく撮りましたねぇ。乗鞍スカイラインは当時自家用車でも通行できたのです。夜の富士山麓に行って、 月の明かりだけでバルブ撮影などもやったこともあります。思い切り失敗しましたけど(笑)。そして帰りに遭遇した山麓の暴走族にはかんなりビビリました。

岩手に帰ってからはほとんど使うことはありませんでしたが、娘が生まれたときは復活しました。しかしそれもつかの間、2001年にデジカメを買ったので この5年間はどこに置いてあるのかも知りませんでした。昔撮ったあの写真とフィルムは、10回近い引越しの中でどこに行ってしまったのか、手元には一つも ありません。

久しぶりに出したこのカメラ、シャッターを切っても、上がったままだったり、正常に切れたりで使い物になりません。 *istDL2と写り具合を比較しようと思い、フィルムまで買ったのに残念です。直せばイケるかもしれませんが、*istDL2があるので。。。ちょっと 可哀想な使い方をしてきましたが、長い間お世話になりました。さようなら。

イベントが終わりました

職場の忘年会、我が家のクリスマスパーティが終わりました。全くと言って良いほど雪がありませんでしたが、クリスマスにはやっぱり降りました。いちとぴーこは、実家のじいさんばあさんにプレゼントを買ってもらいました。さらに私たちからも、ぴーこにはきらりんレボリューションのCD2枚をプレゼントしました。これからドライブの時は、この曲を聴く羽目になりそうです(笑)。

岩手県技能競技大会

滝沢村のアピオで開催された「岩手県技能競技大会」に行ってきました。建築大工や配管など、従来から県内職業訓練校生による「技能競技会」は開催されていましたが、技能五輪いわて大会の翌年から、「青年技能競技会」と称して、情報処理や機械CAD、自動車整備なども競技が行われています。岩手県版技能五輪といったところでしょうか。しかも、高校生対象の競技種目も少しずつ増え、更なる広がりを目指しています。ものづくり機運の醸成としては非常に素晴らしい政策ですが、まずい、これからますます忙しくなりそう。。
わが校からも情報処理(ネットワーク構築)と機械CADに選手が出場しており、卒業アルバム用の写真撮影も兼ねて、見学に行きました。

恒例のものづくり教室もあります。私が競技を見に行っている間、おかかやちびっこ達は小物入れの製作に挑戦です。ぴーこは、得意の「ほとんど見るだけ」です。
そこに実行委員である同僚のT氏が来て、家族に声をかけてくれました。何を思ったのか、いちは突然「A子さんは?」(T氏の妻で、おかかの友人である)と聞いたらしいです。あはは。
小物入れは40分程度で完成し、おかかも大満足でした。「来年も行く」となぜか大人の方が張り切っているものづくり教室でした。

フォーラム家庭教育

盛岡教育事務所主催の「フォーラム家庭教育」が矢巾町公民館で開催され、家族全員で参加しました。このフォーラムは矢巾町民対象と思って気軽に申し込ん でいました。実際は、盛岡教育事務所管内の市町村(盛岡市、八幡平市、岩手郡、紫波郡)を対象としており、各市町村から親子合わせて200名程の参加で、 参加者名簿には家族全員の名前がしっかり登載されていました。

午前の部は、親を対象とした講演にお嫁ちゃんと二人で出席しました。そ の間子供達は「みんなで遊ぼう」に預けられるので、安心して講演を聴くことができます。演題は「子供の発達と生活リズム」として、聖徳大学短期大学部の鈴 木みゆき先生が、子供の健全な成長に規則正しい生活が必要であることを、睡眠の確保の重要性を中心に講演いただきました。

講演は、科学的根拠に基づくものであり、ユーモアたっぷりでありながら、核心に迫るときには真剣な、大変すばらしいものでありました。

・子供は自然に寝るのではなく、寝かしつける「躾」が必要な生き物である。

・午前10時~のこの時間が、脳の最も活発なる時間である。(学校は午前4時間、午後2時間)

・夜の11時頃が成長ホルモン分泌のピークであり、この時間に睡眠が深くなることが望ましい。

・人間の体内時計は25時間であり、「明日は休みだからあと1時間起きていよう」「今日は休みだから、あと1時間寝よう」「今日は休みなのに午前中寝てばかりで損をした」のように、1時間遅れの生活が心地よい。この体内時計をリセットするのが、朝の光である。

・メラトニンは1歳~5歳の間に大量に分泌され、第二次性徴を抑制する。子供の夜更かしはこの成分の分泌を阻むものであり、第二次性徴が早くなる原因でもある。つまり体の成長だけが早くて、心が追いつかない。少年少女の犯罪の遠因にもなりうる。等々。。。

我が家の場合は、睡眠と食事に関しては問題がないと考えており、講演を聴いてギクリと来るようなことは無かった。会場で、「夜8時までに寝かせている方 は?」の問いに手を挙げたのも、私だけであった。(本当にそんなにみんな遅いのだろうか。うるさい子供たちはさっさと寝てもらわんとゆっくりできません)

しかし心配ごとがひとつありました。うちの子達は6時~7時台に寝ることがしばしばあります。睡眠時間と学校の成績の相関のうち、睡眠時間が長過ぎると逆に成績が悪くなるという調査結果を目にしたことがあるので、睡眠のとり過ぎは悪か?という疑念があったのです。

せっかく有識者の方がいるので、我が家の悩みを相談するチャンスです。勇気を振り絞って、そのことを質疑応答の時間に尋ねました。回答として、我が家のケースでは問題ないとのことでしたので安心しました。

午後の部は親子ふれあい体験ということで、私たちは「歴史探訪コース」として勾玉づくりを体験しました。勾玉キットというものがあるんですね。やわらかい石に型紙で輪郭を描いたあと、紙やすりで削っていきます。粗いやすりから始まり、最後は耐水ペーパーで仕上げます。

はりきっていたはずのぴーこは、ほとんど手を出さず、私の作業を見て楽しんでいます。本当に面倒くさがり屋です。お嫁ちゃんも、追加でキットを購入し、いちのために作りました。

カブトムシ逃げる

Fさんから頂いたカブトムシ(雄)、我が実家からもらったカブトムシ(雄2、雌2)、クワガタを飼ってそろそろ1週間というところで、3匹に逃げられました。

カブトムシ雌2匹は、虫かごのフタがきちんとしまっていなくて、どうやら夜中に逃げた模様。Fさんのカブトムシも、今朝フタをずっと開けていたら逃げられました。それは、衝撃的な瞬間でした。

じっと動かないカブトムシが、虫カゴから出ようと活発に動き回ります。そして背中がパカっと突然開き、ヘリコプターのようにブーンと空中に浮かびあがりました。「しまった。うわっ!」とひるんでいるうちに、あっという間に3、4メートルぐらい上昇したのです。突然飛んできたカラスの襲撃を受け、それを何とかかわし、我が家の雨樋に着地したらしい。

馬鹿だな。。。毎日おいしいゼリーが楽しめるのに。。。その後カブトムシは、その場で日射病になったのか、カラスに食べられたのか、どこかへ飛び去ったのか誰にもわかりません。