DORA

中学生で、ポケモンの映画を見るのは有りなのか?
まあ、息子の付き添いという役目もあったので、娘もDORAの映画館で映画鑑賞をしてもらうことになりました。我が子らが楽しみにしていたのは、ポップコーンを食べながら映画を見ること。北上のワーナーマイカルではその楽しみ方が定番だったのですが、宮古のシネマリーンは飲み物以外は禁止!!ガムも禁止!!節電で団扇も配布しています!!

やっぱり生協!、超まじめ。

それでも、娘は部活で忙しすぎて兄弟そろっての映画鑑賞の時間も取れなかったので、お嫁ちゃんの実家に帰省に併せて、宮古のシネマリーンで鑑賞してもらったのです。

さて、2ヶ月ぶりに訪れた宮古、国道45号線沿いの津波に流されたある住宅地の風景を見て、人類が消えた世界のことを思い出しました。図書館から借りたこの本をしっかり読んだわけではありません。人類がいなくなり、自然がその修復能力でじわりじわりと人類が築いた街や人工物を”本来の姿”に戻していく。その愚直さが印象に残っています。

何に驚いたかと言えば、それは雑草です。瓦礫が撤去され、基礎だけ残された住宅地は深い雑草に覆われていました。かつてここに人類が住んでいたのだという雰囲気は遺跡のようでした。このまま放っておけば、そのうちに雑木林になりそうです。

津波に限らず、この自然の治癒力もまた恐るべしですが、人類はこれを受け入れられないでしょう。必ずチャレンジして、歴史は繰り返すのではないでしょうか。その風景を見て私はそう思いました。

強くなあれ!

今日は、北上市の和賀川グリーンパークテニスコートで開催された、岩手県スポーツ少年団中学生ソフトテニス交流大会の観戦に行ってきました。今年、ソフトテニス部に入った娘は、まだデビュー前。それでも、これからプレーするであろう、この舞台の様子がとても楽しみでした。

もう一つ楽しみにしていたのは、今年から北中に赴任(復帰)された、ソフトテニス部の顧問の先生のご指導ぶりを拝見すること。休日の部活動や、遠征の協力要請が何度かありましたが、なかなかお手伝いする機会がありませんでした。以前、先生が北中に在籍していたころの話、娘の話から、私も畏怖の念を抱いていて少し遠慮していたせいもあります。

先生は、練習中、ゲーム中、ゲーム終了後、応援の仕方、審判、最後のミーティング、すべての場面において選手達を厳しく指導していました。いや、厳しいというよりも、”何がいけないかを具体的に”です。指導のシャワーです(笑)。

選手らに何度も問いかけます。生徒らは、少し萎縮気味にも見えましたが、先生の問いに対して、もっとしっかりと思っていることを答えるといい。声が小さいと怒鳴られる。どうせ怒鳴られるなら、自分の考えていることをはっきりと答えるといい。100回怒鳴られるのも、150回怒鳴られるのも同じ。それで、いろいろ気づいていくと、ぜったい強くなれると思う。すごく期待しているし、応援したいです。

話は変わって、噂に聞いていたとおり各校とも保護者の支援が活発なのに、我が校は、先生お一人の力に負うところが多いように見受けられました。先生にご挨拶して、協力を申し入れしました。父母の会創設には、慎重な雰囲気もありましたが、選手、先生のモチベーションアップに繋がるような、保護者の組織的な取組みが必要ではないかと強く思った一日でした。

家に帰ったら、びっくり。アゲハのサナギが羽化していました。そろそろだと思っていましたが、その瞬間を見逃しました!!

しばらく、ケースの中でゆっくりさせて、日陰の草にたがらせました。やがて、どこかに飛び立っていきましたが、さっきは雨が降っていましたよ。大丈夫かい。

 

赤いTシャツ

話題が少しさかのぼりますが、矢巾町おやじの会のことです。7月23日に開催された今年の矢巾町夏祭りの出店に、昨年に引き続き参加しました。

お嫁ちゃんに言わせれば、圧迫感のあるお店です。もちろん、衛生対策には万全を期しております。が、怪しい雰囲気ですね。

祭りの日の子どもたちの「見守り隊」として活動し、おやじの存在感を示すという趣旨で出店していますが、見守る余裕のない、自分たちの事しか考えられない忙しさでした。

さて、夜のご苦労さん会では、おやじの会事務局の小野寺さんご夫妻から一つの問題提起がありました。要約すると、

「現在はベテランおやじが中心となって活動しているが、子供の卒業に伴い、会のメンバーからはずれOBになっていく。今の体制のままだとOBに頼った活動になってしまい、会の趣旨と違ってくるのではないか。今後、活動を維持していくには現役世代による運営が望ましいのではないか。それが出来ないのであれば、活動も休止もやむを得ないのではないか。」

と、私は理解しました。

予想していなかった話題で少し戸惑いましたが、既にOBになっている小野寺さんの負担が重いこともうすうす感じていたことなので、このようなお話をして頂いて良かったと思いました。会場のしんみりとした、超まじめな雰囲気も良かった。

もちろん、活動休止の路線はなく、具体的に来年はどうするのかの話し合いになりました。結論として、小野寺さんに負担が集中していたこれまでの体制から、各学校から人を出して、(仮)実行委員会を作って準備にあたることになりました。

煙山小学校からの参加者は少ないので、私も自動的に実行委員候補になりました。断る理由がありません。来年、矢巾町夏祭りに赤Tシャツ軍団が出店できるかどうか、その責任の一部を負うことになりそうです。