東北ポリテクニックビジョン

宮城県栗原市にある東北職業能力開発大学校で開催された東北ポリテクニックビジョンを見学して来ました。これは職業能力開発大学校・短期大学校の卒業製作作品の発表・展示会です。

大学校(応用課程と呼び、大学四年に相当)の展示作品がなかなか面白かった。

その中で、私のお気に入りは50ccエンジン搭載の「ミニカー」です。デザインは大雑把でユーモラスですが、シャーシは頑丈らしいです。この車、「やっと走るだけでしょう?」と思ったら間違いです。

オートライト、センターラインを超えると警告を出してくれる画像処理技術、ギアをバックに入れるとバックモニタが表示される等、新しい技術も使われています。でもギアの感触は、かなり懐かしい。右側のスピードメータは木目調パネルだし、フェルトを使った温かみのある内装!!(笑)

ナンバーも取得済みで公道も走れるそうです。学校付近の坂を登れるのかどうかもちょっと心配ですが(笑)。あとは市役所の許可よりも厳しい学校の許可待ちですね。

なぜこのようなモノが作れるのかと言えば、学科をまたいで、機械系、電子・情報系の学生がチームとなって製作に当たる総合実習だからです。作品の詳細について、各系の学生がしっかりと説明してくれます。

木造耐力壁競技会。粛々と力を加えていきパキパキと音をたてながら耐える壁。落ち着いた実況アナウンス(加重?の解説)と、それに対する見学者の拍手。凄いということは解りましたが。。。予習してから見学すれば良かった。

コスト度外視かもしれませんが大学校(応用課程)の作品はすべてが面白かった。一生懸命説明してくれる学生達に感謝。

 

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