デジカメの分解は危険!!

2001年に購入したデジカメ、FUJIFILMのFinePix4500が故障のため引退です。

っかくなので、カメラを分解して中の構造をみることに。でも、デジカメの分解は危険だったのですね。良く見ればケースにも感電の恐れがあるので分解するなと書いてあります。それなのに。。。。

後から考えるとぞっとしますが、そのことは気にもせずに、いちが「やる!やる!」と張り切るので、精密ドライバーを持たせて分解開始です。かわいい足でカメラをはさんでねじを回し始める。

いちにとっては、外側のケースを外すのがせいぜい、やがて彼は飽き始めた(結果としてそれは良かった)ので、そこから先は私の作業です。ケースから基板類を引き離し、カメラ部、センサ部をばらばらにしていきます。

「はあ、これでシャッターを切ってるんだ」などと感心していると、いつの間にか、いちが基板を触っており「ぱちっと言った」と。。。それでも私はその危険(感電)を深刻に考えないままでした。

その基板は2枚が大きめのソケットで繋がっているため、引き離すにはやや力が要ります。そこで基盤を持って引き離しにかかると。。

「ビビッ!」「うわっ!」

見事に感電です。しかもその衝撃は、

(1)私の実家は酪農家で、その昔は放牧していた牛が逃げないように電気の柵を設置しており、その線に触れた幼いあの時のパルス電流の「ビクーン」という感じ。

(2)工業高校生の頃、実習中に不注意からAC100Vに触れてしまったあの時。

に匹敵するものでした。あっぶねぇ。。。。ああそうか、これだ。

フラッシュ用のコンデンサです。しかも「330V、50μF」と書いてあります(汗)。こんな危ないものを触らせていたなんて、いち、ごめんなさい。メーカーの注意を無視して、危なく「世紀のばか親」になるところでした。

テスタを当ててみると、しっかり280Vぐらいあります。じっと当てていると電位は落ちてきますが、かなり時間がかかりそう。恐る恐るテスターの端子でショートさせると「バチッ!!」とすごい火花が。。。それで50Vまで落ちて、もう一度「ペチッ」とショートさせで1V以下にしてからコンデンサを外しました。

怖いのは、いちに「機械いじり」の楽しい記憶が残って、無知のまま同じ危険を繰り返してしまうこと。夜の風呂で、危ないということを再確認したところですが、気をつけなければいけません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です