「いち、ボールあるが?」
「あっ!」
部活の練習会場、富士大学スポーツセンターに着く5分前に、ボールを車に積んでいないことに気づきました。慌てて家に戻り、30分遅れで現地に到着。
部活の終了まで3時間、普段であれば一度家に戻るところですが、矢巾〜花巻を1日3往復するのも馬鹿らしいので、以前から気になっていた「花巻防空監視哨跡(かんししょう)」などなどを見ることにしました。
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これは太平洋戦争中の昭和17年に、日本本土に来襲する米軍機を監視するために建設された聴音壕(ちょうおんごう)と呼ばれるもので、直径3.5m、高さ3.17mだそうです。
壕には監視員が交代で入り、接近する飛行機の爆音を聞き分け、敵味方の別、機種、奇数、方向、距離を判別して、隣接していた管理棟から地区の陸軍部隊に電話で報告する仕組みになっていたとのこと。名人芸ですね。※参考文献:加藤昭雄(2006)『岩手の戦争遺跡をあるく』 (株)熊谷印刷出版部
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通りすがりに、市民の家(旧花巻町庁舎の一部)もパチリ。案内看板によれば、昭和3年築で現在地に移設されたもののようです。公園敷地内には花巻電鉄の車両が保存・展示されています。
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通りすがりに、市民の家(旧花巻町庁舎の一部)もパチリ。案内看板によれば、昭和3年築で現在地に移設されたもののようです。公園敷地内には花巻電鉄の車両が保存・展示されています。