いっしぃ「お父さんは...?」
おかみさん「あら、どうも。ありがとうございます。お久しぶりです。」
よかった。覚えていてくれた。
Excel VBA プログラミングのセミナー講師として、11月10日から12日まで宮古に出張でした。そして、久しぶりに「ろんろん亭」を訪れたのです。約10年ぶりです。
平成6年から8年まで宮古市に住んでいましたが、独身ということもあって、公舎の近くにあるこの食堂にたびたび訪れていました。このお店のご主人と話をするのが結構楽しくて、当時は趣味の話、人生の話などで盛り上がりました。バカな若造の話も、「そうだ〜がね〜。」とニコニコしながら聞いてくれる懐の深い方だったのです。
この日はご主人が店に出ていなかったので、何かあったのかなと、恐る恐る尋ねたのが冒頭の場面です。おかみさんが、奥に呼びに行ったのでしょうか、やがてご主人が出てきました。当時のニコニコとした笑顔で、まあ元気な様子でしたが、一度、病気になったということで、そのような雰囲気もありました。
話題は、当時話した内容の振り返りが中心でした。私の発言も克明に覚えていました。結婚してから、妻と娘を連れて行った時の様子も話題になって、行きつけの店をほとんど持たない私にとって貴重なお店であることに気がつきました。その後、「久慈ありす」とか、(登場が)早すぎた鉄道むすめの話題にもなって、やっぱりそうでしたか〜という思いを強くした、そんなひと時でした。
10年の間に娘さんたちも嫁ぎ、来年は息子さんも社会人としてスタートを切るということでした。お子さんたちを立派に育て上げたお店のご夫妻に、あやかりたいものです。