中学生で、ポケモンの映画を見るのは有りなのか?
まあ、息子の付き添いという役目もあったので、娘もDORAの映画館で映画鑑賞をしてもらうことになりました。我が子らが楽しみにしていたのは、ポップコーンを食べながら映画を見ること。北上のワーナーマイカルではその楽しみ方が定番だったのですが、宮古のシネマリーンは飲み物以外は禁止!!ガムも禁止!!節電で団扇も配布しています!!
やっぱり生協!、超まじめ。
それでも、娘は部活で忙しすぎて兄弟そろっての映画鑑賞の時間も取れなかったので、お嫁ちゃんの実家に帰省に併せて、宮古のシネマリーンで鑑賞してもらったのです。
さて、2ヶ月ぶりに訪れた宮古、国道45号線沿いの津波に流されたある住宅地の風景を見て、人類が消えた世界のことを思い出しました。図書館から借りたこの本をしっかり読んだわけではありません。人類がいなくなり、自然がその修復能力でじわりじわりと人類が築いた街や人工物を”本来の姿”に戻していく。その愚直さが印象に残っています。
何に驚いたかと言えば、それは雑草です。瓦礫が撤去され、基礎だけ残された住宅地は深い雑草に覆われていました。かつてここに人類が住んでいたのだという雰囲気は遺跡のようでした。このまま放っておけば、そのうちに雑木林になりそうです。
津波に限らず、この自然の治癒力もまた恐るべしですが、人類はこれを受け入れられないでしょう。必ずチャレンジして、歴史は繰り返すのではないでしょうか。その風景を見て私はそう思いました。