パリの話題はさておいて、この頃子供たちを連れ出していないことに気づき、以前から興味のあったピザ作りに挑戦させることにしました。場所は、紫波町の紫波フルーツパークの体験工房です。最初に間違って、同じ397号線沿いの紫波ふる里センターに行ってしまったので、ちょっと遅刻してしまいました。そのため、建物を撮影するゆとりがありませんでしたが、たいへんきれいでした。
さあ、生地作りの開始です。原材料は、南部小麦、雪ちから(ともに岩手県産)、塩・砂糖、イースト菌、オリーブオイル、水です。子供たちは、分量を粛々と教えられ、材料をボールに入れていきます。お姉さんがしっかりと子供たちだけにやらせてくれます。
ボールのなかで、材料を混ぜ合わせたあと、手でこねて、こねて、こねまくる作業に入ります。はじめのうちは、とにかく手にくっつきやすいので、生地が手につかないテクニックを教えこまれました。手につかないように素早く、そして力強くです。
二人とも頑張っています。ふだんはあまり見ることのない真剣さです。
十分にこねたあとは、きれいに丸くしてしばらく寝かせます。このあと発酵が進み、ふんわりと大きくなるらしいです。息子のものはいま一つでしたが、さすがに娘の方は真ん丸にできました。寝かせている間は、トッピングの野菜やベーコンなどを細かく切る作業を行います。
しばらく休憩したあとは、発酵してふんわりと膨らんだ生地を、2つに切り分けて、薄く伸ばす作業でです。
さあ、トマトソースをかけて、切り刻んだ野菜などを載せていきます。ここは、子供たちに完全にお任せです。もう1枚の方は、「じゃこ」で、これは工房のマスターお勧めのものです。
いよいよ、石窯で焼きます。ここはマスター達にお任せするしかありませんが、息子は、気分だけ味あわせていただきました。
出来上がりました!!きれいな円形の方が娘がつくったピザ、野菜をバランス良く配置した方が息子のピザです。全部で4つ、子供料金で935円×2=1,870円(体験料金、材料費込み)です。安い、楽しい、うまいと言いたいところですが、味はこのあと。。。
うまい!この値段で、これだけ美味しいものを食べられたのは、超ラッキーです。
マスターお勧めの「じゃこ」のピザも、トマトのソースととてもあって美味しかったです。他のグループも来て、そば打ち、ピザ作りを体験していましたが、マスターは英語で指導していましたし、子供たちを盛り上げるし、ケーキ作りもやりたいとおっしゃっていました。もう「何でもあり」みたいな方で、こんな山奥でひっそりとやっているのはもったいないのでは。。と思ったりもしました。他にも手作りソーセージもあるそうなので、また足を運んでみましょう。