さんフェアイーハトーヴ2002

専門高校等の生徒による学習成果発表の祭典、「第12回全国産業教育フェア岩手大会」(産業文化センター)の見学に行って来た。商工農を始め、総合学科や福祉関連など幅広い分野の実習作品展示や実演など、1日で全部回るのは大変なイベントであった。

先生の指導がだいぶ入っているんだろうなと冷めた感想を持ちつつ、印象に残ったことを記しておく。

全体的に見て、工業系の出展は技術的に見て大変素晴らしいものの、人気や華やかさは食物系に遠く及ばないことが残念であった。

宮古水産高校の『潮彩ラーメン』、『まぐろ懐石・磯汁』の食堂は良かった。やや冷めていたところはあったが、海産物をたっぷり使った料理は美味しかった。 無理して両メニューを食べても1,050円。同校は、サケのつかみ獲り、加工品販売など、一番注目を浴びたと思われる。

情報技術関連では、京都府立商業高等学校のNetデパート(インターネットによる通販サイトの構築)が良かった。どこまで生徒の力で出来たのは定かではないが、他校の商品と連携した販売など、商業科ならではの発想が出ていたと思う。釜石工業高校のLinuxを利用したパン焼きの制御も食と結びついて新鮮だった。

姫路工業高等学校の生徒には、娘が世話になった。こまをもらって大喜び。感謝申し上げます。

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