やってられるっ
基本的なルール
- 被写体に充分近づくこと。
- 被写体を中央に置かずに、ずらして置くこと(場合によっては、中央が望ましいこともある)。
- 三分割法でスイートスポット(分割線の交点)に被写体を置く。
- 導線を意識すること。
- パターンを入れること。パターンを少しだけ崩す要素も捨てがたい(ex.一本だけ異なる色の木)。
- スケール感を出すために生き物(人)を入れる。
光
- 順光の場合が、一番自然で美しいと感じるが、絶対的なものではない。
- 撮影者の真後ろからの光だと、平面的で奥行きのない写真になりやすい。
- 斜め後ろからだと、影などの立体感が出やすい。したがって、曇りの日は立体的なイメージが出にくい。
レンズの特性
- レンズが広角であるほど、被写体深度は深くなり、また背景にある物体は小さく写る。
- 焦点距離の長いレンズを、長時間、太陽に向けないこと。
哲学
- 「いい景色だ。おい、見てみろ。」「あれ面白いよ」と人に勧めるようなものでないと、撮っても意味がない。
商品写真
ライティング
- 正面から光を当てると一般的。
- 斜め前方から光を当てると開放的、華やかな印象になる。
- 真上から光を当てると癒し、落ち着きを与える。
- 逆光で光を当てると、格調が高くなる。
セッティング
- 物を水平に並べるのは、おとなしい。
- 三角形に並べると、奥行きが出る。
- 同じ形(パターン)を並べると、リズム感、統一感が増す。
- 主となる商品を色で際立たせる、大きさで存在感を増すような脇役商品を置くのも良い。
人物写真
- 主役をはっきりさせること。辺りの風景にまぎれる、誰が主役なのか不明な写真とならないように。
- 中央に人を置くと安定するが、面白味にかける。左右のどちらかにずらせば自然さが増す。
- 見下げる角度で撮ると、優しさ、弱さが強調される。見上げる角度で撮ると、威圧感、強さが強調される。
- 見下ろす角度では、どう頑張っても良い写真は撮れないとする説。
- ゆるい逆光の方が、以外にきれいに撮れるらしい(まぶしくないし)。
花の写真
- 花を撮るには、逆光が基本。正面からの光は、癒し感が欠ける。
- 主役をアップで撮ること。広く全体を入れると散漫になりやすい。
- 昆虫になった気持で見られるように。
夜の写真
- 夕暮れ時に撮る。画像は夜撮ったように見え、細部も良く見える。
やってはいけないこと
- 首切り。人物の首の位置を、水平線や地平線と合わせること。背景をぼかしてごまかす方法もある。
- 串刺し。頭から、木や電柱が生えているような構図。